島原きた田について
春夏秋冬、受け継がれる豊かな島原半島。
わたしたち、北田物産は海と大地の恵みをお届けします。
代々漁業を営む家の三代目として生まれた、代表取締役 会長 北田幹二が、豊饒の海と言われる有明海を傍らに育ち、有明海苔や島原わかめの養殖業にも携わりながら前身の北田海産を創業。その後、1977年(昭和52年)に北田物産を創立し、1986年(昭和61年)に株式会社北田物産を法人化し、設立いたしました。
島原わかめをはじめとした有明海の海産物や海産物加工品、島原半島の素材を活かした特産加工品、また国内外の食油や雑穀、総合食品の食品卸売業を軸に食品加工販売を行っております。
また平成元年には島原からの食文化を発信していきたいとの思いから、島原市内に直売店「海産物センターきた田」を設け、自社商品と共に主に島原半島のさまざまな商品をとりそろえて営業しております。
島原産わかめの養殖生産者が年々減少する一方、有明海産の「島原わかめ」のしなやかな中にも歯ごたえのある美味しさが近年見直されています。
私たちは島原の海産物や水産物、また農産物の豊かな魅力のある美味しさを丁寧に見つめながら、さまざまな加工商品を産み出して販売することで、島原の魅力を発信しながら、島原の地域経済にも貢献できればという思いを胸に、社員一同心をひとつに取り組んでいます。
また、長崎や島原半島で魅力的な商品を製造販売していらっしゃる企業様へ、より良い原材料をお届けするために、さまざまに対話しながら食品卸売業を営んでおります。
これからも「企業に必要な人になろう 社会に必要な企業になろう」を合言葉に、社会や地域に貢献しながら、社員一同心を合わせて取り組んでいきたいと考えております。
株式会社 北田物産
代表取締役会長 北田幹二
代表取締役社長 北田貴子
会社概要
会社名| | 株式会社 北田物産 |
代表取締役| | 代表取締役会長 / 北田幹二 |
代表取締役社長 / 北田貴子 | |
本社所在地| | 〒855-0012 長崎県島原市大手原町甲2141−27 |
TEL:0957-63-0250 | |
FAX:0957-62-7790 | |
直売店所在地| | 〒855-0004 長崎県島原市亀の甲町乙1650−4 |
TEL:0957-64-4300 | |
FAX:0957-64-4589 | |
ホームページ| | https://kitadabussan.co.jp/ |
創業| | 昭和52年10月 前身の北田物産の事業を統合し、北田物産を創業 |
資本金| | 1,000万円 |
従業員数| | 19名 |
業務内容| | 総合食品、内外雑穀、食油、小麦粉、砂糖の業務用卸販売。 |
海産物の加工及び卸販売と小売販売。 | |
島原特産の土産品の企画、及び製造販売。通信販売。 | |
主な取引先| | ヤマエ久野株式会社 / 加藤産業株式会社 / 株式会社ヤグチ / |
㈱ニチリウ永瀬 / 日清製粉株式会社 / J-オイル株式会社 / | |
日清オイリオ株式会社 / イオン九州株式会社 / 株式会社 杉永蒲鉾 | |
取引銀行| | 十八親和銀行島原支店 |
沿 革
1977年(昭和52年)| | 代表取締役会長・北田幹二により創業。 |
倉庫、事務所を島原市洗切町丙10-2に構える。 | |
1979年(昭和54年)| | 島原新港団地内の本社現住所 |
(島原市大手原町甲2141-27)の土地を購入。 | |
1981年(昭和56年)| | 倉庫、事務所、冷蔵庫を島原新港団地内の本社現住所 |
(島原市大手原町甲2141-27)に建設。 | |
1981年(昭和56年)| | 倉庫、事務所、冷蔵庫を島原新港団地内の本社現住所 |
(島原市大手原町甲2141-27)に移転。 | |
1986年(昭和61年)| | 有限会社 北田物産設立。資本金 500万。 |
1989年(平成元年)| | 直売店・海産物センターきた田を直売店現住所 |
(島原市亀の甲町乙1650-4)に建設し、オープン。 | |
1991年(平成3年)| | 雲仙普賢岳噴火 |
1994年(平成6年)| | 直売店・海産物センターきた田を改装しリニューアルオープン。 |
直売店2階にギャラリー自由空間きた田を新設。 | |
1999年(平成11年)| | 株式会社 北田物産に組織変更。 |
資本金を1,000万に増資。 | |
2007年(平成19年)| | 7月、創立30周年記念祝賀会 |
2008年(平成20年)| | 12月、島原半島ジオパークが日本ジオパークに認定される。 |
2009年(平成21年)| | 4月、島原半島ジオパークロゴマーク使用許可第一号商品として |
「平成新山雲仙溶岩焙煎珈琲」を発売開始。 | |
2009年(平成21年)| | 8月、島原半島ジオパークが世界ジオパークネットワークに加盟する。 |
2012年(平成24年)| | 「平成新山雲仙溶岩焙煎珈琲ゼリー」を発売開始。 |
2013年(平成25年)| | 「島原湧水ジュレ」を発売開始。 |
「島原カットわかめ」リニューアル発売。 | |
2013年(平成25年)| | 直売店2Fギャラリー「自由空間きた田」20周年 |
2019年(令和元年)| | 5月、代表取締役会長に北田幹二就任。 |
代表取締役社長に北田貴子就任。 | |
2019年(令和元年)| | 10月、直売店 島原きた田30周年記念講座"暮らしの学び舎"開催。 |
今昔物語
雲仙普賢岳や平成新山のどっしりした山々の連なりを望む、波穏やかな有明海。
山と海の恵とともに、島原沿岸では、昔から有明海の特徴を活かした、さまざまな漁法や採集、海藻の養殖や加工などが時代の流れに合わせながら行われてきました。
有明海の海岸で手作業で行われていた「手もみわかめ」や「天日干しの乾海苔」作業風景も時代の流れと、加工工程の変化とともに、みられることもなくなってしまいました。
島原わかめや有明海苔の養殖や加工の原点を語る際に、懐かしく思い出される当時の光景は、数々の貴重な作業風景の写真に残されており、島原きた田の志の原点にある心の風景でもあります。また毎日この風景とともに生きていくたびに気づかされる、雲仙普賢岳や平成新山、有明海の豊かな風景は、島原の食文化を育んできた風土の景色を映しだしています。
この豊かな島原半島の風土に感謝しながら、これからも島原の食文化を学びながら発信していきたいと思います。